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たまの猫

Author:たまの猫
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女の逞しさ
【今日の一冊】★★★コミック(昔物語)
20070207100714.jpg さぼてん大家です。

今日は流水凜子さんの翠月楼ドリームスにします。
時は明治、所は新吉原町
吉原と言えばそう遊郭です。
老舗の大店翠月楼4代目の名跡を継ぐ事になった
若き惣支配(きみがてて)獏と登和(源氏名紫木)の恋話です。
ちなみに惣支配とは吉原一帯を取り仕切る代表者の事らしいです。

吉原が衰退の翳りを見え始めた頃、
危機感をもった獏は吉原に新たな顔を起てる事に
そこで器量は良いけどやたら気が強い登和に目をつけました。
吉原から久々に起つ松の位の太夫の誕生です。
名も紫木から紫貴に変えさせ、
吉原を堂々と闊歩する花魁道中の大お披露目です。
なんせ、太夫は上客を釣るための吉原の看板
それなりにお金もかけますから誰でもって訳にはいきません。
その点登和は元は大店の娘、茶道、華道、三味線、琴と一通りの芸を
身につけてますから急場で仕立てるのにはうってつけです。・・・
で、そうこうしてるうちに獏と登和は自然の流れで互いに惹かれあっていきます。
さあ、気風のいい姐さんとどこか陰りがある男の
大人の恋の物語・・・

遊女の話ですから、当然影の部分も織り交ぜて描かれてますが
全体的にはあっけらかんとした話です。

それにしても、ここまで認知された風俗も古今東西そうないでしょうねぇ~
なんせ浮世絵や錦絵が堂々と表を飾り飛ぶように売れるんですから
大した大衆文化です。
それに太夫なんて言ったら一般庶民には高嶺の華です。
しかも幾らお金を持ってても野暮なら相手にされませんし
凄い世界ですわ
庶民(野郎さんたち)にとってはの太夫や人気の花魁は見るだけの
ちょっとしたアイドルだったんでしょう。

勿論表の華々しさとは別に裏の悲哀もあります。
大半は貧しさ故に親に売られた娘たちで
悲惨な末路をたどる人も多かったでしょうね。
でも、彼女たちは、これで家族が助かるのなら
これも運命と思い現実を受け止め逞しく生きた人も少なくないのでは・・・
中には身体を張って家族を養う使命感を持った人も居ただろうし
一丁太夫にまで登りつめてやろうって野心家も居ただろうし
年季が明けても、もっと稼いでやれとせっせと貯めこむ人も居ただろうし
耐えきれずに命を絶った人や親を恨んだ人も居たんでしょう。
まさに悲喜こもごもです。

今の価値観で一概に不幸だ可哀想と哀れむのは
その時代を懸命に生きていた人たちに対して失礼なのでは
・・・と描かれてない裏側まで考えさせてもらった一冊です。

20070502135306.jpg
翠月楼ドリームス

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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:本・雑誌

コミック・・・(昔物語) | 14:02:09 | Trackback(0) | Comments(0)
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