投稿日:2007-06-14 Thu
【今日の一冊】★★★コミック(日常)
たま店長ですの今日は原作小川洋子さん画くりた陸さんの博士の愛した数式
話も絵も初夏の風が通り過ぎるような優しい雰囲気ですわよ〜
博士は17年前の事故で80分しか記憶を保てませんの
母屋に『義姉』が暮らしてますけど
義弟の『博士』の事は家政婦さんの手配だけして一切関知せず
『博士』の数字をこよなく愛する一途な性格と記憶障害のために
家政婦さんが長続きしませんわ
そこへシングルマザーの『私』が新たな家政婦として
『博士』の下にやってきますわ
毎回靴のサイズを聞かれ最初は戸惑う『私』も徐々に慣れていきますの
ある日の事『博士』は『私』が小学生の子供を一人で留守番させてる事を知って
驚き憤慨し夕食を共にさせる事を半ば強制的に勧めますの。
記憶は失っても『博士』の中の善悪は失われてないんですわね。
『博士』は『私』の息子を優しく迎え入れ息子の事を『ルート』と呼ぶ事に
『ルート』も自然に接して『博士』に懐いていきますわ
そして、しばし優しい時間が3人を囲んでいきますの・・・
物語は、3人一緒の日常が中心ですけど
『義姉』や『私』の事情も物語りの端々に出てきますの
只、どれもハッキリとした形で出てきませんから、
描かれてないそれぞれ状況や秘められた気持ちを読む側に委ねてますわね。
それと、この物語には人の固有名詞が出て来ませんの
おかげで固定された印象にならず『博士』、『私』、『ルート』、『義姉』の
それぞれが主人公になりえますわ
主人公を変えて読めばまた違った物語を感じる事が出来るかもしれませんわ。
悪意のある人物は出てきませんし
どの視点からでも穏やかに流れていく優しい一冊は如何・・・

博士の愛した数式
投稿日:2007-06-14 Thu
【おすすめアニメ】今日はあらしのよるにのご紹介です。
小さな世界の友情物語です。
矛盾した題材を一方に偏りすぎず
生けるものの宿命を織り交ぜながら
子供だけじゃなく大人にも大事な事を思い起こさせてくれる物語です。
簡単に・・・
突然のあらしで仲間たちとはぐれたヤギのメイは
雷に怯えながら廃屋の小屋で不安な気持ちであらしが通り過ぎるのを
じっと待ってます。
そこにメイと同じく雨宿りにもう一匹やって来ました。
最初は激しい雷雨の怖さを紛らわすために
声を掛け合った二匹は何時しか妙な連帯感に包まれていきました。
そしてあらしも収まりまた会うことを約束して別れます。
しかし辺りは暗闇、お互いの姿は見えず声だけが頼り
そこで二匹は『あらしのよるに』を合言葉にする事に・・・
ご都合主義に展開するとこもありますけど、
それも十分許容範囲です。
こう言う物語に悲惨な結末は似合いません。
観終わった後にはじわっと静かな感動がやってきますから
お勧めです。ぜひ、どうぞ!

あらしのよるに スタンダード・エディション
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