投稿日:2006-12-26 Tue
【今日の一冊】★★★小説(短編・・・猫)
さぼてん大家です。今日は深町眞理子さん他訳の魔法の猫
題から想像つくと思いますけど猫をテーマにした海外作家の話です。
ぶっちゃけますけど最初の2編がまぁ〜つまらなかった事。
人それどれでしょうが大家には合わなかったようです。
だから2編後から先へなかなか進めず
しかも短編で結構厚い本なので手が出せずに半ば醗酵状態になってました。
しかしこのままでは余りに本が哀れと一念発起しまして・・・(^^;A)
ホント足掛け何年かかった事やら・・・やっとこの度読み終わりました。
読み始めたとたん次のスティーヴン・キングの魔性の猫が面白いんです。
スティーヴン・キングと言えばホラーでも有名ですよね。
この話もホラー入ってます。
では、『魔性の猫』から・・・
何かに怯えて死期せまる風貌のお金持ちが、
名うてのプロの殺し屋に仕事を依頼します。
それはある猫を殺して欲しいと言う事。
流石に殺し屋もこう言う依頼は初めて、
冗談かと思いきや報酬も破格です。
手早く終わらせるつもりが・・・
猫と殺し屋の死闘の描写がすさましいです。
思わず目を背けたくなります。
ホラー好きの方にはもってこいですよ〜
ついでに他のも数編ご紹介します。
『グルーチョ』
コンビを組んでた人気脚本家の相棒が殺され
途方に暮れてた時その相棒が猫に乗り移って舞い戻ってきます。
ラストは自分勝手なエゴは仕返しされますよ〜って話です。
『猫の子』
知性溢れる猫の話で、その猫に育てられた人間の子は
猫パパを凄く尊敬してます。
そしてやがて自分の奥さんになる人を屋敷に招待します。
しかし猫パパのとった行動とは・・・世を悟った賢い猫は一枚や二枚も上手です。
『猫に憑かれた男』
そこそこ小金を持った小説家が、のんびりと執筆活動をしようと
数匹の猫を連れてある島を買い取りました。
しかしそこでの生活が段々と恐怖に変わります。・・・パニックホラー物です。
『魔女と猫』
理不尽で意地悪な魔女に飼われてる哀れな猫が
安堵の地を手に入れるため葛藤に打ち勝ち頑張る健気な話です。
最後まで読んでみると
ファンタジーあり、SFあり、ホラーあり、皮肉ってるのがあり、
バラエティーにとんでます。
まっ、17編もあると自分にあったものが出てくるもんですねぇ〜
但し、ほんわかした『魔法の猫』って言う題名とは
うらはらにファンタジー満載の御伽噺じゃありませんし
逆に皮肉や風刺の利いた話も多いですから、
猫好きの方はくれぐれもご注意くださいませ〜
少し厚いですが、お気に入りの話を見つけてみるのはどうでしょう・・・

魔法の猫
ポチっと希望の光を・・・
△ PAGE UP









