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たまの猫

Author:たまの猫
ようこそいらっしゃいました。
4匹(+1匹)の猫の大家です。
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狭小で・・・
【今日の一冊】★★★小説(SF・・・パロディ)
20070516105635.jpg ちび隠居からのオススメじゃ

今日は筒井康隆氏の日本以外全部沈没にしようかの
11篇からなる短編集じゃ
短編と言っても落ち本じゃから
多くは言えんが一編のさわりを紹介しようかのう

何はともあれ日本以外全部沈没じゃろう
場末の小さな酒場で男二人が、ひそひそと話をしておるんじゃ
その会話の中身というのが、これまたでっかい話でのう
なにやら人が住める陸地では日本以外が全て沈没してしまったんじゃと
そのせいで他所からわらわらと人が押し寄せてきてのう
日本の人口は5億人に膨れ上がたんじゃそうな
まだまだ、海上には入国を待つ各国の艦が待機しとるようじゃが
然らばとどめの落ちは・・・

男達の会話に出てくるのは一時代に影響を及ぼした
大物ばかりでのう。まさに大物大売出し大放出じゃな
故に会話の中で有名人の名前がちと出すぎて分かづらいかもしれんが
登場人物解説なるものが付いておるからちょっとした豆知識も得れるぞ

終始の場面はうす寂れた小さな空間でとてつもない会話が
皮肉交じりに淡々と続くだけじゃからのう
大も小もスペクタルなんてものは一切無しじゃが
パロディならではで筆者も自由存分に楽しんでるように見えるのう

後10篇落ちのある話が盛りだくさんじゃ~どうじゃろ

21ZJRP39ZPL._SL100_.jpg
日本以外全部沈没―パニック短篇集 (角川文庫)

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テーマ: - ジャンル:本・雑誌

小説*** | 11:01:02 | Trackback(0) | Comments(4)
時穴の向こう
【今日の一冊】★★★小説(SF・・・時間物)
20070207100651.jpg ちび隠居からのオススメじゃ

今日は半村良氏のおよね平吉時穴道行にしようかの
実在した江戸期戯作者山東京伝やその妹黒鳶式部らを
絡めた時代越えの話じゃ
この本自体は短編集で他7編が収録されておるぞ。 

主人公は終始『私』の一人称で書かれておるんじゃ
まぁ、主人公と言うより語り部の進行役な感じかのう
『私』はひょんなことから山東京伝に興味を持って
京伝の事を調べていくうちに益々惹かれて行くんじゃ
同時に馬琴嫌いになっていくおまけつきじゃがな。
京伝びいきも周知されるようになった頃
思わぬところから、幸運な事が舞い込んできたのう
それは、親類の荒物商を営む田島老人が
山中に居を構えるため古くからの地所を処分しようと
色々と整理しておると京伝にまつわる文書がたくさん出てきたから
それを『私』に譲ると言う事じゃった。
この有りがたい申し出に早速貰い受けに行ったのう
それは京伝好きには喉から手が出るぐらい貴重な物から
側近の他愛もない日々を綴った日記と様々なものじゃ。
その中の『大富丁平吉』が書いた日記が妙に気になったんじゃ
稚拙ながらありのままの心情を綴った文章に妙に惹かれてのう
平吉はその中に書かれておる、およねと言う人物に
恋心を抱いておるようじゃ。およねと言うのは京伝の妹黒鳶式部の事らしんじゃが
そのおよねの事、日々の事文字通りの只の日記じゃ
しかし、どうにも気になるのう。
特におよねは病死ではなく神隠しにあったと言うくだりはな。
・・・と話は変わり『私』の本業の方で以前から興味があった
新進スター菊園京子と知り合う事に・・・
京子との会話中に『私』はその場の雰囲気で何気なくある句を詠んだんじゃ。
それを聞いた京子が、すかさず『私』の句じゃないことを指摘したのう
何故京子には分ったんじゃろうか?
それは世に出ているはずもない素人の平吉の句じゃのに・・・

SF色はあまり強くないんじゃが
江戸の風流さは十分感じれるのう。~ぜひ如何かのう

20070329135300.jpg
およね平吉時穴道行

 プチっと希望の光を・・・

テーマ:短編小説 - ジャンル:小説・文学

小説*** | 14:10:58 | Trackback(0) | Comments(2)
究極のマシーン
【今日の一冊】★★★小説(SF・・・アンドロイド)
20070207100651.jpg ちび隠居からのオススメじゃ

今日は石川英輔氏のプロジェクト・ゼロにしようかの

アマノ技研は精巧に出来たアンドロイドの開発に成功したんじゃ
それを引っさげてショービジネスの先進国アメリカに上陸じゃ
しかし技術屋集団ではあるが、商売となるとそう上手くいかんの
そこで、裏にも顔が利くタグと言う興業主と知り合い
そのタグが段取や手配をし
アンドロイドだけで構成された舞台を作り上げたのう。
これが評判を呼び大成功じゃ!
一躍アマノの名は業界に轟き、世界有数のロボット開発、製造メーカーに
タグはと言うと興業界のトップにまでのぼりつめたのう
アマノとタグは文字通り二人三脚と言う訳じゃ
そしてタグが次なる商売として新たな話をアマノに持ちかける。
それは・・・精巧に出来たコールガールの製作なんじゃ
遠目で観るショーとは違い間近で接するコールガールとなると
誤魔化しはきかん。
さて、さてどうなることかの・・・

業界屈指のロボットメーカーの技術屋たちが
大真面目に挑む究極のマシーンを試行錯誤を繰り返し
完成させていくんじゃ。
これまた製作過程が非常に興味深いんじゃな。
しかも『なるほど』といちいち感心させられるところなんぞ
丁寧に緻密に書かれてる証拠かのう
しかし題材が題材じゃ・・・怪しい雰囲気もしっかり醸し出しとる。
じゃが官能小説とは程遠いからそっちは期待せんほうがいいぞ

この世に男と女が居る限り風俗は存在するんじゃろうから
もしかすると近い将来こう言う産業も出てくるかもしれんぞ

20070304170015.jpg
プロジェクト・ゼロ

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テーマ:SF小説 - ジャンル:本・雑誌

小説*** | 17:08:30 | Trackback(0) | Comments(2)
奇妙な旅
今日の一冊】★★★小説(奇妙)
20070207100651.jpg ちび隠居からのオススメじゃ

今日は眉村卓氏のかなたへの旅にしようかのう
5編からなる奇妙な旅にまつわる物語じゃ
それじゃ2編ほど紹介しようかの

まずは『夜風の記憶』から
港野は証券会社の部長で
仕事も安定したそこそこの年じゃ
投資家への講演会で港野は講師として招かれ
久々に学生時代に住んでいた街に行く事になったんじゃ
ついでに折角の機会じゃ学生時代の旧友と逢う事にしたのう
男二人で夜落ち合うとなると大概は飲み屋へ直行じゃ
地元におる旧友の馴染みの店で程好い酒でゆったり気分を味わったのう
そして旧友と別れ当時を懐かしみ一人で散策してみる事にしたんじゃ
学生時代は金も無くバイトに明け暮れた毎日じゃったと思いを馳せておった
そこで当時学校の合間をぬって働いておったアルサロに言ってみる事に
とは言っても何十年も前の事じゃ当然ある筈もないと分っていても
行動を起こさせるには十分な酒が入っておるのう。
迷いに迷った挙句それらしく見覚えのある道に出たのう
目線の先には当時と変わらず、むしろ外観は古めかしくとも
昨日壁を塗り替えたばかりのように綺麗に維持されておった。
入ってしまうと何か取り返しのつかなくなりそうな恐怖心より
入らずにはおれない衝動の方が勝りついに足を踏み入れてしまうんじゃ・・・

郷愁に誘われた、狐につままれたような話じゃ

もう一つ『檻からの脱出』の紹介じゃ
行き先も決めず行き当たりばったりの気まま旅
じゃが着いた先がまずかった大きな催しの間近で何処も旅館が満杯じゃ
何十軒とかけやっと今日の宿が決まり一先ず安心したのう
そして宿に着いたのはいいんじゃが
出てきた男の対応がぞんざいな事
それでも部屋に入り一息ついて、ふと家へ連絡しなくてはと思い
部屋にあった受話器を手にとりかけようとするんじゃが
うんともすんとも言わん。
どうやら取り次ぎ方式みたいじゃ
モーニングコールも頼むつもりじゃったから
受付にかけたんじゃが呼び出し音だけが無常に鳴り響くだけじゃ
今考えると奇妙な雰囲気の宿じゃ
一旦気になると、これがなかなか寝付けないもんじゃ
兎も角朝が来るまで待つしかないのう
そしてまんじりと夜が明け急いで身支度をして
早く部屋から出たいと思い
ドアのノブを回したんじゃが、これが一向に開かん。
それは何回試みても同じじゃ
思い切ってドアに体当たりしてもびくともしないんじゃな
窓の下を見ても人影すらないのう
こうなったら最後の手段と部屋にあった緊急用の縄はしごを
窓に取り付けてスルスルと降り十メートル歩いたところで、
物陰から髭をぼうぼうと伸ばしボロをまとった男が突進して来てんじゃ
垂れ下がってる縄はしご目掛けて一心不乱に昇り始めたのう
そして素早く部屋へ消えて行ったと思うと
一気に縄ばしごを部屋の中へ引き入れたんじゃ・・・

ちーとホラーが入った異様な雰囲気の話じゃ

どの話も『私』の視点じゃから、事の全容が分りづらいんじゃが
そこは読み手の想像力が試させれるのう

奇妙な旅を覗いてみては如何かのう・・・

20070219144144.jpg
かなたへの旅

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テーマ:短編小説 - ジャンル:小説・文学

小説*** | 14:47:15 | Trackback(0) | Comments(0)
初めてのホラー
【今日の一冊】★★★小説(ホラー)
20061129081300.jpg ちび隠居からのオススメじゃ

今日は筒井康隆氏の初ホラー短編集にしようかの
ミステリーあり、スプラッタあり、風刺物あり、異様な物ありの
実に多種多様じゃ

その中でも2.3紹介するぞ
まずは『鍵』からじゃ
彼は締め切りに追われ出版社に寝泊りし朦朧としながら
やっと書き上げた原稿に満足しウトウトし始めたんじゃが、
出版社の応接室とはいえ部屋全体が
寒々としてやはり熟睡できず飛び起きたのう
そこで彼は以前住んでいた家を思い出したんじゃ
今は郊外に家を建て家族全員そこへ移り住んでおるんじゃが
それ以前は都心の建売を買いそこに住んでおって、
その家も売却せず家具もそのままにしておるから、ここで寝るよりは数段良いと
その家の鍵を見つけるためポケットに手を入れ探しておると、
お目当ての鍵は結局見つからず、それとは別の見覚えのある鍵が出てきたんじゃ
よくよく見ると、それは馴染みのホテルの鍵じゃった
記憶を辿ると彼は都心に着いて早々ホテル向かった事を思い出し
ホテルに寝泊りするつもりが、出版社に缶詰状態で居たもんじゃから
チェックインしたことさえ忘れておったんじゃ
当然2年もほったらかしにしておる家に行くより、
行き届いたホテルの方が良いに決まっとる。
すぐさまホテルに向かい暖かいベットにもぐり込み眠りについたのう
翌朝ホテルに預けておった鞄を受け取り中を引っ掻き回すと
やっぱりと言うべきか以前の家の鍵が出てきたんじゃな。
用を済ませたからには急いで帰る必要もなく
久しぶりにその家へ行ってみる事にしたんじゃ
そこで何気なく机の中を整理しておると、
引出しの一つからまた鍵の束が出てきたんじゃ
いずれも机や箪笥や鞄のための他愛のない小さな鍵じゃったが、
その中にどこか見覚えのある一際目立つ黄色く光る大きな鍵がついておった。
また記憶をたどりその鍵の所在をどうにか思い出し
その場所に行ってみる事にしたんじゃ
そうやって次々手にする鍵によって過去へと導かれて行くんじゃが・・・

鍵の最終目的地は結構長いぞ~
じれったさもあるが、鍵ごとに怪しげな雰囲気を醸し出しておるから
次こそはと思わせる所なんぞ、う~ん。話の運びが上手い!

次に『池猫』じゃ
これは2ページの短い話じゃからそう言えんのじゃが・・・
小学生の主人公が、家で飼ってる猫が子を産むたびに
近くの池へ子猫を放り込むじゃが・・・

その奇妙な結末の光景は想像して夢にまで出てきそうじゃて

もう一つ『死にかた』を紹介するぞ
大きな金棒を持ったオニがとある会社の一室のドアを
金棒で叩き壊して入ってきたんじゃ
そして標的を見つけては金棒を振り上げる
最初の犠牲者は一の瀬次に二谷と・・・

これは、読むのが耐えられないほど描写が凄まじい!
悪夢をみそうじゃから寝る前に読むのは避けた方がいいかもしれんぞ

とまぁ~他にも奇妙な話が満載じゃ
ホラー初と言っても流石じゃのう存分に読ませてくれるぞ
無理には勧めんが読む勇気のある者は如何かのう

20070203184325.jpg
鍵―自選短編集

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テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

小説*** | 18:36:08 | Trackback(0) | Comments(6)
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