投稿日:2007-08-06 Mon
【今日の一冊】★★★コミック(ホラー・・・笑い)
とらが紹介するよ今日は高橋葉介さんの学校怪談(全15)にしようかね。
一冊の中に18話前後が入ってるホラーショート集さ
題で分かるように学校が舞台の奇々怪々な話だねぇ
スプラッタあり、心理的恐怖あり、皮肉あり、風刺あり、教訓あり
ブラックあり、悲哀あり、時にはユーモアあり
幽霊、妖怪、物の怪、得体の知れないもの、何でもござれ
案内人らしきレギュラー人物は何人か出てくるけど
そのキャラクターたちも、回によっては奇妙な主役になったり
クールで淡々としたヤツがお茶目な世話焼き熱いヤツになったりで
あまり継続性はないねぇ〜
まっ、ショートだから何でもありさ
さすがに少年誌だけにドロドロさは弱いけど
著者には珍しく巻数も多いし
ファンにとっては、あれこれ詰まった満足な一冊よ〜

学校怪談 [コミックセット]
学校怪談 [文庫版:コミックセット]
投稿日:2007-07-24 Tue
【今日の一冊】★★★コミック(怪奇)
とらが紹介するよ。今日は手塚治虫さんののろわれた手術(オペ)にしようかね。
恐怖の短編集なんだ。
その中からのろわれた手術を紹介しようかね。
題名で分かるように、手塚作品で手術と言えば、そうBJの話さ
3人の考古学者は30年の月日をかけ
ついに捜し求めていた遺跡を発見したんだ。
彼らの目的は古代人の墓なんだよ。
風化して骨が僅かに残ってるだけでも大収穫と思っていた所
横たわる石棺の中からは完全なるミイラ化した姿が現れたんだ。
それを目にした時は
長年の苦労が吹っ飛び、報われた瞬間を感じてたんだ。
・・・が、その直後遺跡の天井がガラガラと崩れ始め
あっという間に3人は下敷きに
幸い3人は救出され何とか一命を取り留めたけど
危険な状態には変わりなく緊急に手術の必要があるんだねぇ
しかし予定された医師たちはあいついで不可解な事故に巻き込まれていき
とうとうBJにまで御はちが回ってきて、その役目を担う事に
そして手術当日、案の定次々に襲い掛かる災難・・・・
手塚作品のBJは勿論、どろろ、三つ目が通る・・・各著書から
選び抜かれたものを収録してあるんだ。
全ての作品を知ってる人には、懐かしく
そうじゃない人には
各作品の雰囲気を少しだけでも感じれるかもしれんねぇ〜

のろわれた手術(オペ)―手塚治虫恐怖アンソロジー
投稿日:2007-06-20 Wed
【今日の一冊】★★★コミック(奇妙・・・短編)
とらが紹介するよ今日は諸星大二郎さんの子供の王国
9編からなる短編集でね。
諸星さんならではの気持ちの悪さ、薄気味悪さが全開なんだ。
癒される事は間違ってもないから
読むときは覚悟しておくれ〜
子供の王国から・・・
街には子供が溢れてる
但しただの子供たちとはだいぶ違うんだ。
その子供たちとは
自らが成長停止剤を使い小学生ぐらいで
成長を止めてしまった偽子供たちでね。
見た目は子供でも実際はいい年をした大人たちだ。
だからやる事なす事ずる賢くてエロい
その上とても悪戯と呼べる代物じゃない事もやりたい放題だよ。
何故こうなってしまったかは
機械化が進み肉体労働を必要としなくなり
流行がさらに拍車をかけてみんな競うように成長を止めてしまったんだよ
しかしまぁ〜何処へ行っても偽子供ばかりで
心身共に実年齢の大人を探す方が難しい
でも現状の異様さに疑問を抱きそのまま大人になることを
選択する者も少なからず居るんだ。
正しい選択をした狩場もこの異常な状況に辟易してるんだねぇ
そんなある日狩場は仕事で津軽財閥が作った子供の城へ行く事に
そこは広大な敷地の中で偽子供たちが
一生好き勝手に面白おかしく暮らせる会員制の財団で
偽子供たちにとっては憧れの王国ようなものなんだね
しかし、足を一歩踏み入れるとそこは常軌を逸した無法地帯
狩場は王国の実態を目の当たりにし、
そして・・・
現実には到底ありえない架空な話だけど
もしかしてって思わせてくれる所なんぞ不気味さが増すねぇ〜
どの話も異様さや薄気味悪さは天下一品だ!

子供の王国
投稿日:2007-05-09 Wed
【今日の一冊】★★★コミック(ホラー)
とらが紹介するよ。今日は原作小野不由美さん作画岸田あつ子さんの緑の我が家
原作の雰囲気を壊さず原作よりもっとホラー色が薄まった感じだよ。
元々原作もホラー度数が少ないからね。
これならホラーが苦手な人でも入りやすいんじゃないかね。
それに絵柄も見やすい。
この話はおどろおどろしいの怖いだけじゃなく
ラストは『じーん』と郷愁を誘う所もあるから
その辺は原作より漫画の方が情景が浮かびやすかもしれんよ。
内容はほぼ原作に忠実だからコレでも参考にしておくれ
まあ〜小説も漫画もそれぞれの良さがあるからね。
ホラーが苦手であっさり軽めならこっち

緑の我が家
活字ならではの異様な雰囲気ならこっち

緑の我が家―Home、Green Home
プチっと希望の光を・・・
投稿日:2007-04-26 Thu
【今日の一冊】★★★コミック(怪奇・・・スプラッタ)
とらが紹介するよ。今日は楳図かずおさんの神の左手悪魔の右手(全4)にしようかね。
数話完結の構成になっていて
特に1巻に収録されて話はかなりエグイ
気持ち悪さにかけては天下一品の楳図ワールド炸裂だねぇ〜
いきなり目から鋏が突き出てくるわで『う・ゲゲー』って
初っ端からとばしてくれるよ。
まっ、それは想が見た夢だけどね。
幼い想は夜な夜な変な夢を見たり、時には亡霊を見たり
異様なものを感じとる事の出来る少年だよ。
ある晩、想と想の姉の泉と泉の友人数人が
増水によって流されてきた地下室を見に行く事に
恐る恐るついて来た想は悪い予感がして皆を止めたのに
泉達は聞きゃあしない。
そしてついに禁忌の場所に足を踏み入れてしまったんだ。
泉はそこで錆びた鋏を見つけるんだ。
肝心の地下室自体はなんてことなかったんだね。
只、想には変なものが見えてたようだけど・・・
その事を訴えても泉達は取り合っちゃあくれない。
それからと言うもの想の夢はますますヒートアップ
どうやら泉がこっそり持ち帰った錆びた鋏が関係してるようだよ。
そんな中若くて見栄えがいい先生が泉の学校に赴任してきたんだ。
想の夢の中ではその先生と錆びた鋏が出てくるようになり
怯える日が続くんだね。
そんな中泉が学校で突然口から大量の泥を吐き出すんだ。
そりゃもう、尋常じゃないくらいに
すぐさま病院へ連れて行かれるんだけど
泥の次はドクロや骨を次々吐き出し
ここから怒涛のスプラッタ状態に・・・
まさに想の夢が現実になっていくんだねぇ
さあ、泉はどうなる・・・?
錆びた鋏にはいったい何が隠されてるのか・・・?
とてもカラーに出来ない楳図かずおの世界を存分に楽しめるんだねぇ。
但し心臓の弱い方にはオススメ出来ないから
決して読まないでおくれよ〜

神の左手悪魔の右手 [文庫版:コミックセット]
プチっと希望の光を・・・
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